「よし、ブログで稼ぐぞ!」と決意して、パソコンを開く。
そして「旦那の愚痴」や「今日の夕飯の節約レシピ」を日記のように書き連ねる……。
過去の私もそうでしたが、残念ながらこれは、最も確実に「誰にも読まれずに終わる」パターンです。なぜなら、無名の40代主婦の日常なんて、世界の誰も検索しないからです。
ブログで稼ぎ、会社や家庭への依存から抜け出す「自分の資産」を作りたいなら、「自分が書きたいこと」を書いてはいけません。
「誰かがGoogleの検索窓に打ち込んで、答えを探していること」を書く。それが【キーワード選定】です。
この記事では、企業が札束で殴り合っているレッドオーシャンを避け、個人の泥臭い経験がお金に変わる「地味で確実な戦場の選び方」を解説します。
「書きたいことを書く」だけでは読まれない現実
キーワード選定とは、難しく聞こえますが、本質は非常にシンプルです。
「誰かが調べている悩みに、わかりやすく答える自動販売機になる」。ただそれだけです。
読者はあなたのファンだから記事を読むのではありません。自分の「痛み」や「悩み」を解決したくて検索し、たまたま答えが書いてあったから読むのです。だからこそ、記事を書く前に「そもそも、このキーワードで検索する人はいるのか?」を調べる作業が絶対に必要になります。
個人ブログが企業と戦えない理由と、戦わない方法
「在宅ワーク」「副業」「ダイエット」。
こういった一語の巨大なキーワードで検索上位を取るのは、個人には100%不可能です。検索結果には、マイナビやリクルートといった大手企業サイトがズラリと並んでいます。そこに挑むのは、竹槍で戦車に立ち向かうようなものです。
私たちが狙うべきは、もっと長く、具体的で、企業がわざわざお金をかけて記事を書かないような場所です。
このように、3語〜4語を組み合わせた検索キーワードを「ロングテールキーワード」と呼びます。検索する人の数は少ないですが、その分「悩みが深い」ため、記事を読んだあとに商品を買ってくれたり、サービスに登録してくれたりする確率が非常に高いのが特徴です。

無料でできるキーワード選定の手順
特別な有料ツールは不要です。まずは以下の3ステップで「書くべきテーマ」を見つけます。
ステップ1:ラッコキーワードで「世の中の悩み」を拾う
無料の「ラッコキーワード」に調べたい単語(例:オンライン秘書)を入れます。すると、Googleの検索窓に出てくる「関連ワード(サジェスト)」が一覧で出てきます。これが「人々が実際に検索している言葉」の正体です。
ステップ2:実際にGoogleで検索して「敵」を見る
見つけたキーワード(例:オンライン秘書 40代 初心者)を、実際にGoogleで検索します。上位10件が「大手企業のサイトばかり」なら撤退。もし「個人ブログ」や「Yahoo!知恵袋」が上位に入っているなら、そこにあなたの居場所があります。
ステップ3:Googleキーワードプランナーで「検索数」を見る
Google広告(無料)のアカウントがあれば使えます。ここで「月間どれくらい検索されているか」を見ます。個人ブログなら「月間100〜1,000回」程度の検索ボリュームが一番おいしいターゲットです。
キーワードを選ぶときの3つの基準
- 基準①:月間検索ボリュームが100〜3,000程度
大きすぎると競合の企業に潰され、ゼロだと誰も来ません。 - 基準②:検索上位に「自分と同じくらいの個人ブログ」がいる
企業サイトがいない「隙間」を狙うのが生存戦略です。 - 基準③:自分が「経験・リアルな感情」を乗せられるか
ネットで拾った情報をまとめただけの記事は、これからの時代AIに負けます。あなたが過去に流した涙、悔しさ、試行錯誤の泥臭い経験。それが最大の差別化になります。
【SHIBAの体験とQ&A】キーワード選定のリアルな疑問

私がブログを作り直して最初にアクセスを集めた記事のキーワードは、月間検索ボリュームがたったの「10」でした。普通なら「少なすぎて稼げない」と捨てるキーワードです。でも、その10人は「今すぐなんとかしたい、死ぬほど切実な悩み」を抱えていました。結果、その少数の読者が確実にアフィリエイトリンクを踏んでくれ、私に最初の収益をもたらしてくれました。小さな池のトップになる。これが個人の戦い方です。
- Qキーワードツールを使うのが面倒です。頭で考えてはいけませんか?
- A
絶対にダメです。「多分こう検索するだろう」という自分の感覚ほど当てにならないものはありません。事実、あなたが「ブログ 稼ぐ」と検索するときと、「アフィリエイト 始め方 初心者」と検索するときでは、知りたい答えが微妙に違いますよね?ツールを使って「事実としてのデータ」を見る。感情ではなく計算で動くのが、ブログ運営の鉄則です。
- Q自分の経験が平凡すぎて、強みになる気がしません。
- A
平凡でいいんです。「家計を握りながら、夫の機嫌を伺い、1円単位で節約してきた経験」は、立派な金融・生活のサバイバルスキルです。あなたが当たり前だと思っている「泥臭い日常の解決策」が、今まさに同じ壁にぶつかっている別の誰かにとっては、喉から手が出るほど欲しい情報だったりします。
このサイトが狙っているキーワードの例
参考までに、このサイト(Authentic Styles)が実際に狙っているキーワードの方向性を暴露します。
- 「仕事に行きたくない 40代 限界」
- 「在宅事務代行 始め方 未経験 主婦」
- 「退職代行 40代 転職先 決まってない」
いずれも月間検索数は決して大きくありませんが、大手メディアが「生々しすぎて」力を入れにくいテーマです。だからこそ、私のような個人の経験談が検索エンジンに評価されるのです。
次のステップ
「どんなキーワードで戦うか」が決まったら、次はいよいよあなたの「お店(ブログ)」を立ち上げる番です。無料ブログでは資産になりません。WordPressを使って、自分だけの城を築く手順はこちらです。


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